『エピックセブン』の召喚結果を、2025年4月から2026年8月まで記録してきました(29本)。この記事は、その中でも「確定召喚まで◯回」というカウンターの読み方と、そこから派生した「★5が出る枠は固定なのか」という5回ぶんの検証をまとめたものです。
結論から言うと、仮説は途中まで成立し、5例目で否定されました。その過程をそのまま残します。
前提:エピックセブンの召喚は「計算が成立する」
このゲームの召喚がほかと大きく違うのは、ピックアップにすり抜けが無い点です。
多くのソーシャルゲームでは、天井まで引いても「ピックアップ対象ではない★5」が出てしまうこと(すり抜け)があります。エピックセブンにはそれがありません。表示されている回数ぶんを用意すれば、確実に対象が手に入ります。
資源計画が立てられるのは、この設計のおかげです。「50石×120回ぶんを先に見込んでおく」という形で予算が固定できます。
1. カウンターは「残り回数」であり、引いた瞬間にリセットされる
最初に引っかかったのがここでした。2025年9月4日、20連でセツカを獲得した回で、カウンターの表示が110 → 112と、減るのではなく増えたのです。
答えはこうでした。この数字は「確定召喚まであと何回か」という残り回数で、対象を引いた瞬間に上限(120)へリセットされます。リセット後にさらに引いた回数ぶんだけ減るので、112=120−8、つまり「セツカを引いたあと8回ぶん引かれた」という意味になります。
20連の途中で当てれば、残りの回数はリセット後にカウントされる。だから数字が増えて見えたわけです。
2. 同じ「112」が3回続いた ― 仮説が立った
面白くなったのはここからです。
9月26日のフリーレンでも、表示は110→112。9月4日とまったく同じでした。112ということは、そのキャラは10連の2体目で出ている計算になります。
ところが画面上でフリーレンがいたのは中央列の3番目。ここから「結果画面の並び順は抽選順ではない」ことが分かりました。順番を知りたければ、カウンターの数字を見るしかありません。
そして10月5日のフェルンでも、また112。3回とも112です。ここで仮説が立ちました——「★5が出る枠は内部で固定されているのではないか」。偶然で3回続く確率は約1%です。
ただしこの時点では結論を出していません。1回目や3回目以降で当てたケースをまだ見ていなかったからです。
3. 4例目で仮説は否定された
10月13日、フェルンの被りを狙って20召喚した回で、カウンターは111でした。111=120−9、つまり10連の1体目です。
これまでの112(2体目)とは違う枠。「★5は常に固定の枠から出る」という仮説は、ここで否定されました。
ただし否定されたのは「常に固定」という強い主張だけです。偏りがあるかどうかは、4例では判定できません。
そして11月7日〜8日のサルミアで5例目。こちらは9体目でした。ここまで散らばると、偶然に起きる確率は約8.6%まで戻ります。偏りの証拠としては弱い水準です。
| 記録 | キャラ | カウンター | 10連の何体目か |
|---|---|---|---|
| 2025/09/04 | セツカ | 110→112 | 2体目 |
| 2025/09/26 | フリーレン | 110→112 | 2体目 |
| 2025/10/05 | フェルン | 112 | 2体目 |
| 2025/10/13 | フェルン(被り) | 111 | 1体目 |
| 2025/11/08 | サルミア | ― | 9体目 |
3回続いた時点では「固定かもしれない」、5回目には「偏りとは言えない」。これが実際に起きた流れです。3例で結論を出していたら、間違ったことを書いていました。
4. カウンターは「撮り逃し」の検出にも使える
この数字のもうひとつの使い道が、記録の抜けを見つけることです。
11月20日の養護教諭ユルハのとき、月影確定のカウンターは195でした。200−5=5回ぶん引いている、つまり10連の5体目で出たと逆算できます。この日は結果画面を1回撮り逃していましたが、カウンターから実際の消化回数を復元できました。
逆に、カウンターが写っていない記録は後から検証できません。ガチャの記録を残すなら、キャラの部分だけでなくカウンターまで画面に入れて撮る——これがこのゲームでの鉄則です。
5. 実測データ(召喚の種類ごと)
エピックセブンは召喚の種類によって中身が違うため、まとめて平均を出すことはしません。記録に残っている回を、種類ごとに並べます。
| 記録 | 召喚の種類 | 母数 | 結果 |
|---|---|---|---|
| 2025/09/04 | 限定ピックアップ | 20連 | ★5 1/★4 1/★3 18 |
| 2025/10/02〜05 | 限定ピックアップ | 40召喚 | ★5 2/★4 4 |
| 2025/11/20 | 神秘召喚 | 90連+撮り逃し1回 | ★5 4体(新規1・被り3) |
| 2026/03/07 | 聖約召喚 | 50連 | ★5 2(4.00%)/★4 8(16.00%)/★3 40 |
| 2026/07/29・08/01 | 限定ピックアップ | 30連 | ★5枠3/★4枠5/★3英雄11/古代遺物の変換11 |
母数はどれも数十連です。この規模で確率を語ることはできません。「この回はこうだった」という記録として読んでください。
6. ★5が出ても、増えるとは限らない
エピックセブンは英雄と古代遺物が同じ枠から出ます。そのため「★5が出た」だけでは、キャラが増えたのか装備が増えたのかが分かりません。
たとえば3月26日の50連で出た★5は古代遺物「古龍の遺産」で、★5英雄はゼロでした。5月26日〜30日の50連も同じく、ヒーローの新規獲得はなしです。
被りの判別は獲得演出の「重複英雄」表示で行えます。3月31日では★5「終結者チャールズ」に重複表示があり、同じ日に出た★5古代遺物「神秘の薬瓶」には無い、という形で書き分けられました。
なお★5の被りは記憶の刻印に使えます。10月13日の記録で触れたとおり、コラボ限定キャラの刻印を進めるなら期間中にしか作れないため、終了日から逆算して回すことになります。
7. 自然ヒットと天井は、コストが20倍違う
確定召喚まで何回残っていたかを毎回記録していると、当たり方の差がはっきり見えます。
- 3月14日=10連1回で戦術型コリー。確定まで118回を残しての自然ヒット
- 7月19日=20連でエルヴィラ。確定まで190回残し
- 6月14日=50連でルートヴィヒ。確定まで76回残し
- 2025年5月=天井200連まで引き切ってのポイント交換
同じ「新規★5獲得」でも、10連で決まる回と200連かかる回では消費が20倍違います。ガチャの記録で「何連で出たか」だけを書くと、この差が残りません。
全記録の一覧
この記事の根拠になっている記録です。日付順に並べています。
まとめ
- カウンターは「残り回数」。対象を引くと上限(限定PU 120/月影 200)へリセットされる。110→112と増えて見えるのはそのため
- 112=10連の2体目、111=1体目のように、カウンターから抽選順が逆算できる
- 結果画面の並び順は抽選順ではない
- 「★5が出る枠は固定」という仮説は5例で否定された。3例では結論を出せない
- すり抜けが無いので、表示回数ぶんの資源を用意すれば確実に取れる
- カウンターを画面に入れて撮る。後から検証できるかどうかがこの一点で決まる
※この記事の数字はすべて当サイトの実測値です。試行回数が限られるため、公式の排出率や他の方の結果と一致しない場合があります。ゲームの仕様・排出率・開催期間は記載時点のものです。画像はゲーム内のスクリーンショットで、著作権は権利者に帰属します。