ブルーアーカイブのピックアップ募集を30連ぶん記録しました。★3が3体。公式の★3排出率3%に対して10%で、数字だけ見れば大当たりの夜です。
ただしそのうちピックアップ生徒は1体だけでした。残り2体はピックアップ枠の外で、しかも1体は被り。この記事で書きたいのはここで、「★3を引く確率」と「ピックアップを引く確率」はまったく別の数字だという話です。
ゲームの概要はブルーアーカイブについてにまとめてあります。
この記事の前提
- 日付:2025年9月25日(9月24日メンテナンス後に始まったピックアップ募集)
- 回数:結果画面が残っている30連(10連×3回)。画面の呼び出しポイントから、この時点の通算は40連と分かります(後述)
- 公式排出率:★3 3.0%(うちピックアップ生徒は1人あたり0.7%)/★2 18.5%/★1 78.5%
- 保証と天井:10連は★2以上が1体確定。天井は呼び出しポイント200=200連(青輝石24,000個)でピックアップ生徒と交換
- 集計方法:結果画面3枚を1人ずつ数えたもの
実測:30連の中身
| レアリティ | 排出数 | 実測排出率 | 公式排出率 |
|---|---|---|---|
| ★3 | 3 | 10.0% | 3.0% |
| ★2 | 11 | 36.7% | 18.5% |
| ★1 | 16 | 53.3% | 78.5% |
| 合計 | 30 | 100% | 100% |
3回の10連すべてで★3が1体ずつ出ました。公式の3%なら10連で★3が1体以上出る確率は26.3%なので、3回連続で出るのは1.8%。素直に運がよかった夜です。
★3が3体、ピックアップは1体
3体の中身が問題です。ブルーアーカイブの結果画面は、生徒のカードに「New」(初獲得)と「Pick Up!」(ピックアップ対象)のラベルが別々に付きます。この2つは連動していません。
| 10連 | ★3のラベル | 意味 |
|---|---|---|
| ① | New 初回! Pick Up! | ピックアップ生徒を初獲得。これが本命 |
| ② | ラベルなし | ピックアップ枠の外で、しかもすでに持っている生徒=被り |
| ③ | New のみ | 初獲得だがピックアップ枠の外(いわゆるすり抜け) |
公式の数字がそのまま効いています。★3全体は3%、そのうちピックアップ生徒は1人あたり0.7%。つまり★3が出たとき、それがピックアップである確率は0.7÷3.0=約23%(ピックアップが2人いる募集でも47%)。★3を引くこと自体は、狙った生徒を引くことをほとんど意味しません。
今回は★3が3体出て、ピックアップは1体。ほぼ計算どおりです。「★3が3体も出たのに目当てが来ない」という体感は、事故ではなく仕様の側から説明できます。
この構造を知っていると、★3の総数で引きの良し悪しを判断してはいけないと分かります。見るべきなのはピックアップが何体来たかと、天井(呼び出しポイント200)までの距離のほうです。
被りは捨て札ではない
②の★3は被りでしたが、ブルーアーカイブでは重複した生徒は神名のカケラに変換されます。カケラは生徒の星上げや交換に使うので、被り自体は無駄になりません。★3の被りは特に効率がよく、「すり抜けの被り」は損失ではなく別の資源と考えるのが正しい見方です。
呼び出しポイントが「撮っていない10連」を教えてくれる
結果画面の右下に呼び出しポイントが出ます。1回の募集で1ポイントなので、これはそのまま通算の回数です。3枚の表示は順に20 → 30 → 40でした。
つまり1枚目の時点ですでに20連。その前に10連を1回、結果画面を撮らずに回していることになります。この記事の30連は通算の11回目〜40回目にあたり、1〜10回目のぶんは記録が残っていません。
画面の隅に出ているカウンターは、あとから自分の記録の穴を見つける道具になります。「たぶん全部撮った」ではなく「10連1回ぶん抜けている」と言い切れるのは、ポイントが写り込んでいたおかげです。
40ポイントは、この募集が終われば消える
天井は呼び出しポイント200。現在40なので残り160連です。そしてブルーアーカイブの呼び出しポイントは募集の期間ごとにカウントが分かれていて、天井に届かなかったぶんは次の募集に引き継がれません。
これは資源計画の話に直結します。
- 200連まで積む気があるなら、その募集期間の中で積みきる必要がある
- 積みきれないなら、中途半端に40連だけ回すのがいちばん損。ポイントは期間終了とともに消える
- 今回のように40連でピックアップを1体引けたなら、そこで止めるのは合理的。目当てが来た時点でポイントの価値はほぼ消えるからです
当サイトで扱っている他のゲームでも、天井カウンターの扱いは同じ結論に落ちます。スターシード:アスニアトリガーは募集の種類ごとにカウンターが独立していて、回す先を散らすとどれも天井に届きません。ブルーアーカイブは期間で切れるぶん、もう少し厳しい設計です。
ただし30連では何も証明できない
実測10%という数字を「このガチャは3%より甘い」と読むのは間違いです。母数が30連しかないので、推定の幅がとんでもなく広いからです。
| 実測 | 95%信頼区間 | 公式 | |
|---|---|---|---|
| ★3 | 3/30=10.0% | 3.5%〜25.6% | 3.0% |
| ★2 | 11/30=36.7% | 21.9%〜54.5% | 18.5% |
★3の区間は3.5%〜25.6%で、下限がかろうじて公式の3.0%を上回ります。ただし区間の幅が22ポイントもある推定なので、「公式値より甘い」と言えるほどの証拠ではありません。実際、排出率が3%のままでも30連で★3が3体以上出る確率は6.0%あります。★2の36.7%も、公式18.5%の2倍とはいえ区間の下限は21.9%で、母数30の揺らぎとして片づく範囲です。
当サイトではスターシードを累計470連まで積んでいますが、それでも「公式4%」と「天井込み5.7%」を統計的に区別できていません。実測記事の説得力は母数で決まります。30連は、記録としては残す価値がありますが、確率の議論に使える量ではありません。
実際の募集画面(全3枚・30連すべて)
集計の元にした画面を引いた順にすべて掲載します。カードの枠は白が★1・金が★2・ピンクが★3。★3のラベル(New/Pick Up!)と、右下の呼び出しポイントの数字がこの記事の論点です(画像をクリックすると拡大表示になります)。



まとめ
- 30連で★3が3体(10.0%)。3回の10連すべてで1体ずつという引きでした
- ただしピックアップは1体だけ。★3全体3%に対してピックアップは1人0.7%なので、★3が出てもピックアップである確率は約23%。ほぼ計算どおりの結果です
- だから★3の総数で引きの良し悪しを測らないこと。見るべきは「ピックアップが何体来たか」と「天井までの距離」
- 被りは神名のカケラになるので損失ではありません
- 呼び出しポイントの表示(20→30→40)から、10連1回ぶん撮り逃していることが確定できました
- 天井200連は募集の期間ごとにリセット。積みきれないなら中途半端に回すのがいちばん損で、目当てが来たら止めるのが合理的です
- 実測10%は公式3%の3倍ですが、95%信頼区間は3.5%〜25.6%。30連では確率の議論はできません
※本記事の募集結果は筆者が2025年9月25日に実際に回した記録(結果画面3枚・計30連)を集計したものです。実測排出率はあくまで個人の記録であり、公式発表の確率を保証するものではありません。信頼区間は実測値から筆者が計算した参考値です。排出率・天井・呼び出しポイントの仕様は2025年9月時点の外部の攻略サイトを参照しました。正確な数字はゲーム内のお知らせをご確認ください。