『ウマ娘 プリティーダービー』のガチャ結果を、2025年4月から2026年8月まで記録し続けてきました。この記事は、その20本の記録から分かったことをまとめたものです。
攻略サイトの受け売りではなく、すべて自分が実際に引いた画面から読み取った数字です。逆に言えば、試行回数には限りがあります。どこまでが確かで、どこからが分からないのかを、そのまま書いていきます。
結論から ― 記録して分かった5つのこと
- 交換Ptは「引いた回数の通し番号」として使える。撮り逃した回数を後から復元できる。
- 被りに「外れ枠」という概念が実はない。ピース還元も女神像も、レアリティごとに固定量がもらえる。
- 天井は交換Pt 200=200連。ジュエル換算で30,000。
- 「実測◯%」の多くは甘い方向にずれている。撮り逃した回が分母から抜けるため。
- ★3が出た=当たり、ではない。ピックアップ狙いで見るべきは★3の数ではなく交換Ptの残り。
前提:このガチャの基本数値
まず、記録の土台になる公式の数字を整理しておきます(2025年9月10日の記録で確認したもの)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公式排出率 | ★3=3%/★2=18%/★1=79% |
| 保証 | 10連ごとに★2以上が1人確定 |
| 消費 | 10連 1,500ジュエル/単発 150ジュエル |
| 天井 | 育成ウマ娘交換Ptが200でピックアップ対象と交換(=200連・30,000ジュエル) |
1. 交換Ptは「引いた回数の通し番号」
いちばん実用的な発見がこれでした。結果画面の下には必ず「育成ウマ娘交換Pt ◯ ▶ ◯」が出ます。1回引くごとに1Pt。10連なら+10、単発なら+1。つまりPtの値そのものが「その募集で何回引いたか」の通し番号になっています。
これが効いてくるのは、スクリーンショットを撮り逃したときです。結果画面が抜けていても、前後のPtの差を見ればその間に何回引いたかが確定します。実際、9月10日の記録では、残っている結果画面は58連ぶんでしたが、交換Ptの増分から撮り逃した11連(10連+単発1回)を復元し、69連として集計できました。
注意点として、育成ウマ娘とサポートカードは交換Ptが完全に別勘定です。両方を追いかけると、天井がどちらも遠のきます。また募集が切り替わるとPtはリセットされます(11月11日→20日の切り替わりで確認)。
ガチャの記録を残すつもりなら、キャラの部分だけでなく、画面下の交換Ptまで入れて撮る。これが結局いちばん効きます。
2. 被りに「外れ枠」がない ― 還元量は固定
引いたものが被りだったとき何がもらえるかは、レアリティごとに固定されていました。9月10日と9月19日の記録で確認した値がこちらです。
| レアリティ | 新規のとき | 被りのとき |
|---|---|---|
| ★3(ピックアップ対象) | 女神像 0 + ピース 90 | 女神像 20 + ピース 60 |
| ★2 | ― | 女神像 3 + ピース 10 |
| ★1 | ― | 女神像 1 + ピース 5 |
つまり全部被りの10連でも、女神像31個・ピース120個は残ります。「爆死」という言葉で片づけると、この積み上げが見えなくなります。
見落としがちなのは、★3は新規か被りかで、もらえる物が入れ替わる点です。新規ならピースが多く(90)、被りなら女神像が付く(20)。★3の被りは覚醒素材として本命になるため、被りのほうが嬉しい場面すらあります。
3. 天井は200連・30,000ジュエル
交換Ptが200に到達すると、ピックアップ対象を交換で確定入手できます。200Pt=200連=30,000ジュエルという計算です。
実際に交換で取ったこともあります。3月28日〜4月2日の記録では、サクラバクシンオーを交換Pt上限到達によるポイント交換で確定入手しました。
この数字が分かっていると、引く前の判断がはっきりします。手持ちのジュエルが30,000に届かないなら、そのピックアップは「引き切れない」前提で回すことになります。途中で止めればPtだけが残り、本命は手に入りません。
もっとも、天井まで行かずに決着することもあります。9月のエスポワールシチーは、最終日の単発1回——交換Pt 83→84、つまり84連目で当たりました。天井の半分にも届かない位置です。
4. 「実測◯%」は、たいてい甘い方向にずれている
これは自分でやってみて、いちばん怖いと感じた点です。
10月6日〜11月5日の記録では、91回引いたのに、結果画面が残っていたのは52回ぶんだけでした。サポートカードのSSRは6枚。撮れた52回で割ると11.5%——公式3%の4倍近い、ありえない数字になります。ところが交換Ptから実際の試行回数(91回)を復元して割り直すと6.6%。公式3%に対して上振れではありますが、起こりうる範囲に収まります。
なぜずれるのか。理由ははっきりしています。人は当たった回のスクリーンショットは撮り、何も出なかった回は撮り忘れるからです。分子(当たりの数)はそのままで分母(引いた回数)だけが小さくなるので、率は必ず甘い方向へ動きます。
この落とし穴は、当サイトの過去記事自体にもあります。9月10日の記録で書いた「★3が4人・6.90%」は、撮れた58連で割った数字です。実際に引いた69連で割り直すと5.80%になります。自分で書いた数字ですら、こうしてずれます。
ガチャの「実測◯%」という数字を見かけたら、撮り逃しの扱いが書かれているかを確認してください。書かれていなければ、その数字は実際より高く出ている可能性があります。
5. 当サイトで実際に出た数字
母数と数え方を明記したうえで、記録に残っている数字を並べます。
| 記録 | 対象 | 母数 | 結果 | 実測率 |
|---|---|---|---|---|
| 2025/09/10 | 育成ウマ娘 ★3 | 58連(撮れた分/実際は69連) | 4人 | 6.90%(69連で割ると5.80%) |
| 2025/10/06〜11/05 | サポートカード SSR | 91連(復元後) | 6枚 | 6.6% |
| 2025/11/11〜11/24 | 育成ウマ娘 ★3 | 70連 | 9体(新規4・被り5) | 12.86% |
いずれも公式値を上回っていますが、58〜91連という母数では、この程度の振れは普通に起こります。「公式より甘い」と結論づけるには、まだ桁が足りません。
もうひとつ大事なのは、9月10日の結果です。★3が4人も出たのに、目当てのエスポワールシチーは0人でした。ウマ娘のピックアップは「★3のうち一定割合がピックアップ対象」という作りなので、★3の数と、ピックアップを引けたかどうかは別の話です。
出ない時期は、はっきり出ない
当たった記録だけを並べると実態がゆがむので、出なかった時期も書いておきます。
3月11日の30連から4月11日・4月21日を経て5月の110連まで、およそ170連にわたって新規獲得がゼロでした。
一方で、1月3日は1日で4体、2月27日は1日で3体と、当たりが一日に固まることもあります。出るときはまとめて出て、出ないときは何十連引いても出ない。平均値だけを見て予算を立てると、この偏りに足をすくわれます。
記録を取るときのコツ
- 結果グリッドを撮る。獲得演出は流れてしまうが、10連の結果一覧なら1画面に収まる。新規判定の「NEW!」表記もここで確認できる。
- 交換Ptが写る位置で撮る。後から試行回数を復元できるかどうかが、この一点で決まる。
- サポートカードは名前が出ない。結果画面にカード名が表示されないため、画像で残すしかない(7月6日の記録)。
- 衣装違いは別カウント。同じキャラでも衣装が違えば別のカードとして扱われる(3月19日の430連で確認)。
全記録の一覧
この記事の根拠になっている記録です。日付順に並べています。
この集計の限界
最後に、正直に書いておきます。
- 全期間の通算は出していません。撮り逃しのある期間、サポートカードの記録を割愛した期間があり、単純に足すと実態とずれるためです。
- 記事どうしで期間が重なっている箇所があります。まとめ記事と個別記事の両方に同じ獲得が載っている場合があるため、新規獲得数の合算は行っていません。
- 公式の排出率と当サイトの実測は、母数の桁が違います。ここに書いた率は「この回はこうだった」以上のものではありません。
分かっていないことを分かっているように書かない——これが、この記録シリーズを続けるうえでの方針です。
※この記事の数字はすべて当サイトの実測値です。試行回数が限られるため、公式の排出率や他の方の結果と一致しない場合があります。ゲームの仕様・排出率・開催期間は記載時点のものです。画像はゲーム内のスクリーンショットで、著作権は権利者に帰属します。