2025年9月4日、ゼンレスゾーンゼロ(ゼンゼロ)の変調をエージェント変調60連+バングブー変調10連=合計70連回しました。S級はエージェント1体とバングブー1体。数字だけ見ると悪くない引きですが、この記事で扱いたいのは「公式が2種類の排出率を出している」という点です。
ゼンゼロは基礎排出率と総合排出率の両方を公表しています。S級は0.6%と1.6%、A級は9.4%と14.4%。どちらを見るかで印象が3倍近く変わります。今回の70連は、この差がそのまま出た記録になりました。ゲーム自体の概要は「ゼンレスゾーンゼロ」についてにまとめています。
この記事の前提
- 期間:2025年9月4日(数分のあいだに連続で)
- 回数:エージェント変調 10連×6=60連/バングブー変調 10連×1=10連(合計70連)
- エージェント変調の排出率:S級 基礎0.6%・総合1.6%/A級 基礎9.4%・総合14.4%/天井90連(74連あたりからソフト天井)
- バングブー変調の排出率:S級 基礎1%・総合2%/天井80連。エージェントとは別のカウンター
- 保証:10連ごとにA級以上が1体確定
- 集計方法:結果画面7枚を1枚ずつ数えたもの(ほかに獲得演出が1枚)
実測:エージェント変調60連
| ランク | 排出数 | 実測比率 | 基礎排出率 | 総合排出率 |
|---|---|---|---|---|
| S級 | 1 | 1.67% | 0.6% | 1.6% |
| A級 | 10 | 16.67% | 9.4% | 14.4% |
| B級 | 49 | 81.67% | 90% | 84% |
| 合計 | 60 | 100% |
基礎排出率と比べるとS級は2.8倍、A級は1.8倍。「今日は当たりの日だった」と言いたくなる数字です。ところが総合排出率と比べると、S級1.67%対1.6%、A級16.67%対14.4%で、ほとんど公表値どおりになります。
つまりこの60連は「上振れ」ではなく「ふつう」でした。基礎排出率だけを見て一喜一憂するのは、そもそも比べる相手を間違えているということです。
基礎と総合はどう違うのか
| 基礎排出率 | 総合排出率 | 差の中身 | |
|---|---|---|---|
| S級 | 0.6% | 1.6% | 74連あたりからのソフト天井+90連の天井 |
| A級 | 9.4% | 14.4% | 10連ごとのA級以上1体確定 |
基礎排出率は「保証を一切考えない、1回ごとの素の確率」。総合排出率は「保証や天井まで含めて、長く回したときに落ち着く実際のペース」です。ガチャの体感を語るとき、比べるべきなのは後者のほうです。
具体的な差はこうなります。S級1体あたりに必要な回数は、基礎の0.6%で計算すると167連。総合の1.6%なら約63連。2.7倍も違うので、貯めるジュエルの目標を立てるときにどちらを使うかで計画が丸ごと変わります。
A級は保証を5体上回っていた
| 10連 | S級 | A級 | B級 |
|---|---|---|---|
| ① | ― | 2 | 8 |
| ② | ― | 1 | 9 |
| ③ | ― | 2 | 8 |
| ④ | 1 | 2 | 7 |
| ⑤ | ― | 1 | 9 |
| ⑥ | ― | 2 | 8 |
| 合計 | 1 | 10 | 49 |
A級以上は合計11体。10連ごとの保証ぶんは6体なので、保証を5体上回っています。6回中4回で2体以上出ているので、保証にぶら下がっただけの回のほうが少ない、という内訳でした。
同じ「10連にA級以上1体確定」を持つゲームでも、ここは結構ばらつきます。同じ日に近い時期の崩壊:スターレイル70連では★4以上が8体で、うち7体は保証ぶん、保証を超えたのは1回だけでした。保証つきガチャの引きを比べるなら、比率ではなく「保証を超えた回が何回あったか」で見るほうが実態に近いということです。
画面下部の2つの数字は中身から逆算できる
エージェント変調の結果画面には、下部に2つの数字が並びます。この数字は、その回に何が出たかで完全に説明がつきました。
| 10連 | 中身 | 左の数字 | 右の数字 |
|---|---|---|---|
| ① | A級エージェント2 | 40(=20×2) | 160(=20×8) |
| ② | A級エージェント1 | 20 | 180(=20×9) |
| ③ | A級エージェント2 | 40 | 160 |
| ④ | S級1+A級エージェント1+A級音動機1 | 68(=40+20+8) | 140(=20×7) |
| ⑤ | A級エージェント1 | 20 | 180 |
| ⑥ | A級エージェント2 | 40 | 160 |
つまり還元量はS級エージェント=40/A級エージェント=20/A級音動機=8/B級音動機=20で固定されています。とくに④の68という半端な数字が、40+20+8できれいに割れるのが分かりやすいところです。
結果画面のスクリーンショットを1枚撮っておけば、この2つの数字だけで中身の内訳が復元できるということでもあります。あとから集計するつもりがあるなら、下部まで入るように撮っておくと後が楽です。
バングブー変調はまったく別のガチャ
同じ日にバングブー変調も10連回して、S級バングブー「マーキュリー」を1体目で獲得しました。ここで押さえておきたいのは、バングブー変調はエージェント変調とは天井もカウンターも別だということです。
| エージェント変調 | バングブー変調 | |
|---|---|---|
| S級の基礎排出率 | 0.6% | 1% |
| S級の総合排出率 | 1.6% | 2% |
| 天井 | 90連 | 80連 |
| カウンター | 互いに独立(片方を回してももう片方は進まない) | |
バングブー側は確率が高く天井も浅いので、S級を1体そろえるコストはエージェントよりずっと軽く済みます。今回のように10連で当たることもあります。
結果画面の中身も違っていて、バングブー変調のB級枠は音動機で埋まります。B級のバングブーが存在しないためで、下部の通貨表示もエージェント変調の2種類ではなくバングブーコインの1種類だけになっていました。同じ「変調」でも別物として扱ったほうがよさそうです。
実際の変調画面(全8枚・70連すべて)
集計の元にした画面を引いた順にすべて掲載します。金枠がS級、紫枠がA級、青枠がB級です。S級が出た回とバングブー変調は大きく、それ以外は縮小しています。下部の数字も一緒に写しているので、上の逆算表と突き合わせられます。
バングブー変調


エージェント変調 10連①〜⑥






まとめ
- エージェント変調60連はS級1体(1.67%)・A級10体(16.67%)。基礎排出率の2〜3倍に見えるが、総合排出率(S1.6%・A14.4%)と比べればほぼ公表どおり
- ジュエルの計画を立てるときは総合排出率で見る。S級1体あたり基礎0.6%なら167連、総合1.6%なら約63連で、2.7倍違う
- A級以上は保証6体に対して11体。保証を超えた回が6回中4回あった。保証つきガチャは「保証を超えた回数」で見るほうが実態に近い
- 結果画面下部の2つの数字は中身から逆算できる。S級40/A級エージェント20/A級音動機8/B級音動機20
- バングブー変調は別のガチャ。S級基礎1%・総合2%・天井80連で、エージェント変調とはカウンターが独立している
※本記事の変調結果は筆者が2025年9月4日に実際に回した記録(結果画面7枚・計70連)を集計したものです。実測比率はあくまで個人の記録であり、公式発表の確率を保証するものではありません。還元量に関する記述は7枚の結果画面から筆者が逆算した推定です。最新の排出率・天井の仕様はゲーム内の詳細表示をご確認ください。